今年もありがとうございました

全然ホームページを更新できず、すみません。書きたかったんですが、仕事が大変で無理でした。ほんと仕事ばかりやっていた1年でした。人生のなかで一番働いた時期は、2017年の某ベンチャー企業にいた頃だったんですが、今年はそれに次ぐ勢いでした。ほんと重ね重ね、すみません。来年からはもっとマメに更新します。

2020年はなんというか…疲れた1年でした。自分の引き出しを無理やりこじ開けまくって、中にあるものを全部出していく感じと言えばいいんでしょうか。うまく行かずに精神的に磨り減っていくことも結構多かったなと思います。

もちろん、その分面白い仕事には(大変ありがたいことに)携わることができました。特にインタビュー記事に関しては、アイドルやVTuber、経済評論家、お笑い芸人、ホラークリエイター、美少女ゲーム声優、翻訳家、企業の社長、DJ等、さまざまな立場の方々の話を聞くことができました。その記事の中には自分でも思いがけないほどの大きな反響をいただけたものもあって、「ライター仕事を続けていて良かったな」と、しみじみ感じ入りました。

ただ多くの案件に携わった分、ひとつひとつの文章を練りきれていなかったり、細々としたところでミスを発生させたりしていた印象で、仕事の力不足を素直に落ち込むことも多かったです。特に余裕が無かった頃は「70点を出せればいいか」と思って、40点も出せなかったということもありました。(そのことを何名かの友人たちに指摘されたときは、非常に恥ずかしかったです)

20代前半の頃、お世話になった編集者の方に「ゆりいか君、30代になるとね。20代までにあった知識や技術はどんどん使えなっていくから。何もかも無くなってからが勝負だから」と言われたことがありました。当時は全然ピンと来ていなかったのですが、今なら少し分かる気がします。

というのも、ライターの仕事は「①調べる→②考える→③書く」が主な流れなのですが、忙しくなると①と②の時間がどんどん削られて、これまで自分が溜め込んでいたストックだけで勝負せざるを得なくなってくるからです。すると、③の方もなんとなくパターン化した、お決まりの表現しか出てこなくなります。そうやって生まれた文章に自分の思考も引きずられて、ますます考えが浅くなるドツボにハマっていくという感じです。

解決策はシンプルに、「もっとアレコレ調べる時間をつくる」「調べたことについて多角的に検討できるようトレーニングする」ってことなので、来年はこれをやっていくしかありません。思えば、今年は「人とひとつの物事をテーマに深く話す」、「色々な人の意見を聞きつつ、自分の感じたこととどのように異なっているのかを検討する」ようなことを、ほとんどやっていなかったな…。しかし、どうすれば、そんな時間をとれるような機会を作れるだろうか……。

あっ…読書会だ…!!!!!(唐突な天啓)

ってことで、来年こそは自分のライフワークである読書会をちゃんとやります。コロナのせいで集まりがなかなか難しいですが、オンラインでやれるような方法を考えてみたいと思います。

それから、自分の普段から考えていることを話すような機会も、今年は全然とれなかったと思うので、Podcastをはじめてみたいと思っています。VTuberの話とか、もっと色々語りたいですからね。

問題は僕の体力と時間です。ただ体力の方はシンプルに体を鍛えれば何とかなる気がするので、何とかします。

それでは、2021年もよろしくおねがいします。

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