ずっと欲しいと思っていた革靴を買って、近所を散歩して、それだけで自分自身がとても充足していると分かって驚いた。たったの靴一足を買っただけで、少し街を歩くのが恥ずかしくなくなるというか、「もう少し堂々としていても良いのでは続きを読む “革靴一足買うだけで”
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手元の世界だけでもはっきりと
最近、眼精疲労からくる頭痛や腰痛がひどくなってきて、色々と改善を試みている。今日は、そのひとつとして新しいメガネを買った。これまで視力1.0以上の分厚いレンズのメガネを使っていたが、今回は0.8にまで下げた。「こちらの方続きを読む “手元の世界だけでもはっきりと”
今年もありがとうございました
全然ホームページを更新できず、すみません。書きたかったんですが、仕事が大変で無理でした。ほんと仕事ばかりやっていた1年でした。人生のなかで一番働いた時期は、2017年の某ベンチャー企業にいた頃だったんですが、今年はそれに続きを読む “今年もありがとうございました”
村上春樹新作短編の感想を乱暴に語る
『一人称単数』先ほど読み終えました。最近小説よりは評論やノンフィクションばかり読んでいたし、仕事が忙しくて心に余裕があまり無かったのですが、それでも割とすんなり読了できました。ただ今回「春樹…どうしちゃったんだよ、お前…続きを読む “村上春樹新作短編の感想を乱暴に語る”
インタビュー屋さんとしてのアイドル取材 一迅社『Febri』休刊に寄せて
一迅社のポップカルチャーマガジン『Febri』が2020年9月号(vol.62)で休刊になると、誌面末尾で発表された。12月からweb版として再スタートが予定されているらしいが、具体的な情報はWEBでは未だ公開されていな続きを読む “インタビュー屋さんとしてのアイドル取材 一迅社『Febri』休刊に寄せて”
世界と自分に少しずつ失望していくこと
知らないYouTuberに実家の場所を特定され、突撃レポートされるという地獄のような夢を見て起きた。妻の洗濯物を干し忘れていたので、今コインランドリーの乾燥機に突っ込んで、終わるのを待っている。お腹が痛い。 『アクタージ続きを読む “世界と自分に少しずつ失望していくこと”
O君の宿題、bloodthirsty butchersについて
8年前、友人のO君から「なんで吉村秀樹の亡くなったことについて記事を書かないんですか?」ってキレられたことがあったので、そのときから溜まっていた宿題を片付けようと思う。 実はあのとき正直に話せなくて色々言い訳しちゃったけ続きを読む “O君の宿題、bloodthirsty butchersについて”
考えることとやるべきこと①
こんなご時世になって以降「コロナが流行してから考える時間が増えた」といったフレーズをSNSでよく見かけるようになった。特に作家や企業経営者の方々はとにかく何か考えているらしく「アフターコロナ以降の〇〇」といったような話が続きを読む “考えることとやるべきこと①”
退屈の贅沢さ
最近『シェンムー』をやっている。「なんで今さら?」ってなるほど古い作品だが、仕事が忙しすぎて、頭休めに昔のまったりとしたゲームをやりたくなったのだ。 このゲームは主人公の高校生・芭月涼を操作して、横浜の街を探索するという続きを読む “退屈の贅沢さ”
「あの頃に戻る」は正しいか?
6月1日から、新宿ゴールデン街のプチ文壇バーで、店番を担当した。だいたい2ヶ月くらいの自粛期間だった。(その間の活動についてはYouTubeのこちらの動画を見てほしい)事前に、客席を10席から5席に制限し、常に換気するよ続きを読む “「あの頃に戻る」は正しいか?”