どうしようもないことに抗うための日々の水やり

毎朝、仕事は嫌だ、働きたくない、子どもの世話がしんどい、苦行、身体が重い、人生が辛い……と思いながら、6時ごろに目覚め、毛布にくるまったままDuolingoを立ち上げて英語コースをひとつだけ終わらせる。そんなルーチーンを続きを読む “どうしようもないことに抗うための日々の水やり”

カメラを買っても、人生は変わらない

昨年、夏の始まる少し前、価格がとても高めのカメラを買った。富士フイルムの「X100Ⅵ」というミラーレス一眼。「曾孫の撮影に使いますから」と、亡くなった祖父から継いだお金をつかって手に入れた。 正直、iPhoneでも十分な続きを読む “カメラを買っても、人生は変わらない”

メモをとる、息子の鼻水を拭く

最近、小さなメモ帳とペンを買い、自分がふと思いついたり普段考えたりすることを書き留めるようにしている……。と書くと、いかにも意識の高い、自己啓発的な匂いのする嫌味ったらしい習慣自慢に聞こえてしまう。 とくに近年は「ジャー続きを読む “メモをとる、息子の鼻水を拭く”

明日の朝はシチューとパンがある

会社が急に吸収合併されて職場が急激に慌ただしくなったり、本来予定になかったワンオペ育児が発生したりと、すでに2月は散々である。 ここ数年、自分で「こうしよう!」と決めたことよりも、どうしようもない流れで「こうなっちゃった続きを読む “明日の朝はシチューとパンがある”

日曜日、時計を直しに

部屋を掃除していて、机の引き出しの奥に腕時計を見つけた。 たしか学生時代に遠い親戚から譲り受けたものだが、顔を思い出せないので、もしかすると直接会ったことはないのかもしれない。にも関わらず、僕が当時ネットで何かモノを書い続きを読む “日曜日、時計を直しに”

揺籠の中の思い出 シノダナオキ「cakebox」について

多くの人がそうであるように、20代の頃はロクな思い出がない。自意識過剰で人との距離感が掴めず、他人依存なくせにトケドゲとした言葉ばかりを吐いて傷つけ合い、自分の実力のほども分からず、何か大きな存在になれたかのように振る舞続きを読む “揺籠の中の思い出 シノダナオキ「cakebox」について”

交差点から手を振って

先日、文学フリマに親子で参加。学生時代からの友だちと作った「放課後」というミニコミの売り子を手伝ったりした。とは言っても、自分の目的は、友だちに息子を見せることがメインであって、ほとんど同窓会に向かうような心持ちだった。続きを読む “交差点から手を振って”

お知らせ:10年ぶりくらいに友だちとミニコミ作ったので、文学フリマに出ます

12月1日に、東京ビッグサイトで開かれる「文学フリマ」というイベントに出ます。学生時代の友人たちと10年ぶりくらいに集まり、「放課後」というミニコミシリーズを復活させました。売ります。1000円です。ブースは「s-2」だ続きを読む “お知らせ:10年ぶりくらいに友だちとミニコミ作ったので、文学フリマに出ます”

柔らかな季節、柔らかな記憶

子どもが少し発話するようになった。 正確には「パパ」「ママ」「(指を刺して)コレ」「(果実のなる木を見て)カキ」など、覚えた単語何個かを繰り返し声に出すという感じで、時折俺を指差して「ママ」と言ったり、日本語になっていな続きを読む “柔らかな季節、柔らかな記憶”